近年、産業分野、及び研究分野において「ビッグデータ」及び「人工知能」の活用は、科学技術の発展・新産業の創出において世界的課題になっています。日本では、科学技術振興機構（ＪＳＴ）がビッグデータ分野に研究予算を投じ、CRESTで２つの研究領域、またさきがけの研究領域も2013年より実施中で、基礎研究の重要性がますます高まっています。
今年1月に、JST ERATO河原林巨大グラフプロジェクトと湊離散構造処理系プロジェクトが合同でワークショップを開催し、基礎分野の大型プロジェクト同士の研究交流および人的交流において大きな成果を挙げ、本プロジェクトが中心となって新たな共同研究がいくつも始まりました。本年度もこの合同WSを本プロジェクトが中心となり、科研費湊課題に加え当プロジェクトと近い分野で活躍しているCREST宇野課題、CREST加藤課題、CREST佐久間課題、CREST津田課題、CREST岩田課題、及び新学術領域研究渡辺研究領域の研究者が一堂に会する「史上初」の画期的なイベントを開催します。これらのプロジェクトと実質的な議論を深めることによって、互いに触発し合い、本プロジェクトとの共同研究、及び各プロジェクトが新たな発展につながることを期待しています。
研究総括 河原林 健一
日時
MAP
